タイヤ電池プロジェクト

リサイクル・リユース・サスティナブルといった言葉が当たり前の時代となりました。温暖化は進み、毎年世界各地で被害が出ています。日本では国家戦略として2030年までの畜電池の方向性と2050年へ向けた革新的畜電池開発を重点項目に掲げ、関係機関や企業で盛んに研究が行われております。2012年に立ち上げた本プロジェクトでは、使用済廃タイヤを原料としたフルリサイクルのできる定置型蓄電池の開発に取り組んで参りました。使用済タイヤ30％～50％が電極素材となり、残りの成分は地上資源やエネルギー源として再利用できます。当初は負極材のみ廃タイヤ原料で作りましたが、今では負極材・正極材・導電材全ての電池材料が廃タイヤよりフルリサイクルできるようになりました。タイヤ電池®にはリチウムイオン電池にない珍しい特徴がいくつも備わっています。

＊隣国のレアメタルに頼らない！リチウムの代わりに身近にある落ち葉や洗剤などをイオン原料として添加する。

＊安心・安全・燃えない！時間が掛かりましたが、タイヤ電池®の研究でクリアした課題です。

＊フルリサイクル！使用済タイヤ電池®は肥料として土に戻すことができるのです。

弊社と佐賀県・みやき町にある株式会社ルネシスの2社の取り組みとして始まったタイヤ電池®プロジェクトは、2024年7月に錚々たるメンバー18社でプレスリリースを行いました。
現在は量産前のパイロットに向けて、フルリサイクル・モデル工場を企画中です。

引き続きタイヤ電池®の未来に乞うご期待ください！！

＊＊＊＊＊タイヤ電池®プロジェクトにご興味御座いましたら、お気軽にご質問・ご連絡お待ちしております。＊＊＊＊＊